krewDataリアルタイム実行の実際の動作を確認できる利用例を公開しています。
以下の手順により、krewDataリアルタイム実行の利用例をお客様のkintone環境で動作させることができるようになります。お客様環境で動作させることで、krewDataの機能やデータ編集フローの設定方法を確認することができます。
リアルタイム実行利用例(在庫管理)の読み込み手順
前準備:
- krewDataがご利用中のkintone環境にインストールされている必要があります。krewDataをまだインストールしていない方はこちらから無償のお試し版をお申込みください。
- 利用例の本体のテンプレートを以下からダウンロードします。
https://download.krew.grapecity.com/template/krewdata_realtime_template_stock.zip - ダウンロードした「krewdata_realtime_template_stock.zip」を任意のフォルダに展開します。
展開すると以下の3種類のファイルが確認できます。
- アプリテンプレート(krewDataリアルタイム実行利用例アプリテンプレート_在庫管理.zip)
- krewDataの設定ファイル(krewDataリアルタイム実行利用例_在庫管理.json)
- サンプルデータ(CSV)
手順:
展開したファイルを以下の手順でkintone環境に読み込んでいきます。
- スペースの作成
(1) 利用例を配置するスペースを作成します。
(2) 「はじめから作る」を選択
(3) 任意のスペース名を入力し、[保存]をクリックします。 - アプリの作成
アプリテンプレートファイルを読み込み、利用例で使用するアプリを作成します。アプリテンプレートファイルからアプリを作成する手順は、kintoneの標準操作(テンプレートファイルからアプリを作成する)と同じ手順です。
(1) スペースの[…]から[アプリを追加]をクリックします。
(2) [テンプレートファイルを読み込んで作成]をクリックします。
(3) [参照]をクリックして、krewData利用例のアプリテンプレートファイル(krewDataリアルタイム実行利用例アプリテンプレート_在庫管理.zip)を指定します。
アプリテンプレートのzipファイルは解凍せず、krewDataリアルタイム実行利用例アプリテンプレート_在庫管理.zip のまま読み込みます。
(4) [アプリを作成]をクリックします。 - サンプルデータの読み込み
zipファイルに含まれているCSVをサンプルデータとして読み込みます。サンプルデータの読み込みが必要なアプリとCSVファイルの対応は以下の通りです。
アプリ名 CSVファイル名 1-1 入荷管理 1-1 入荷管理.csv 1-2 出荷管理 1-2 出荷管理.csv 1-3 品目管理 1-3 品目管理.csv 1-5 在庫管理 1-5 在庫管理.csv 1-6 受注管理 1-6 受注管理.csv 1-7 品目構成マスタ 1-7 品目構成マスタ.csv
CSVファイルからアプリのレコードを読み込む手順はkintoneヘルプと同様です。
アプリを開いて、[…]から[ファイルから読み込む]を選択します。 - krewDataの設定ファイルの読み込み
(1) krewData リアルタイム実行利用例アプリを開きます。krewDataのプラグイン設定画面に遷移して、シリアルナンバーを求められますので「リアルタイム実行」にリアルタイム実行のシリアルナンバーを入力します。。シリアルナンバーは事前に無料のお試し版をお申込みいただくことで入手することができます。
(2) [設定ファイル]タブを選択します。
(3) [参照]ボタンをクリックして、krewDataの設定ファイル(krewDataリアルタイム実行利用例_在庫管理.json)を選択し、[インポート]ボタンをクリックします。
(4) 以下のダイアログが表示されるので、[はい]をクリックします。
(5) 以下のダイアログが表示されるので、「元のアプリ」列と同じ名前のアプリを選択し、[OK]ボタンをクリックします。 - デフォルトのログ出力先アプリの設定
(1) 実行単位一覧の「ログ出力先アプリ」の列ヘッダーの▼をクリックし、アプリを選択ダイアログを表示します。
(2) 「新しいログ出力先アプリを作成する」をクリックし、アプリを作成ダイアログで任意のアプリ名(例:ログ出力先アプリ)を入力して[OK]ボタンをクリックします。
(3) アプリを選択ダイアログで、作成したログ出力先アプリを選択した状態で[OK]ボタンをクリックします。 - 実行単位の有効化
(1) 動作を確認する実行単位の「有効」チェックボックスをチェックします。
(2) [アプリを更新]ボタンをクリックします。
(3) ユーザー情報の入力を求めるダイアログが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。画面がユーザー情報ページへ遷移します。
(4) ユーザー情報ページでkintoneアカウント情報を入力し,[アカウントの確認]ボタンをクリックします。
(5) 再度[アプリを更新]ボタンをクリックします。 - kintoneアプリへのWebhook設定
実行方法をWebhookに設定している実行単位について、呼び出し元となるkintoneアプリにWebhookの設定を行います。
krewDataの実行単位名 Webhook設定を行う呼び出し元アプリ 通知を送信する条件 1-1. 在庫管理(入荷処理) - Webhook 1-1 入荷管理 ステータスの更新 1-2. 在庫管理(引当/出荷→不定期定量発注) – Webhook 1-2 出荷管理 ステータスの更新 1-4.購買業務(納品) – Webhook 1-4 発注管理 ステータスの更新
以下に「1-1. 在庫管理(入荷処理) – Webhook」の設定手順を示します。
(1) 実行単位一覧の「実行方法」列の▼をクリックし、実行方法ダイアログを表示します。
(2) 実行方法ダイアログでURLをコピーアイコンをクリックし、URLをクリップボードにコピーします。
(3) リアルタイム実行タブで「呼び出し元アプリ」のリンクをクリックし、kintoneアプリを開きます。
(4) アプリの設定 > Webhook > カスタマイズ/サービス連携 > Webhook でWebhook設定を追加し、以下の設定を行います。
① 説明:実行単位名など任意の説明文を入力します。
② Webhook URL:リアルタイム実行タブで実行単位のURLをコピーし、ここにペーストします。
③ 通知を送信する条件:「ステータスの更新」をチェックします。
(5) Webhook設定を保存し、アプリを更新します。
以上でWebhook設定は完了です。設定を行ったkintoneアプリでWebhook通知を送信する条件の操作(ステータスの更新)を行うとWebhook通知が送信され、krewDataの処理が実行されます。 - API呼び出しを行うアプリのカスタマイズ
実行方法をAPIに設定している実行単位について、呼び出し元となるkintoneアプリのカスタマイズを行います。krewDataの実行単位名 API呼び出しを行う呼び出し元アプリ 1-3.購買業務(発注) – 任意実行 1-6 受注管理
以降の手順を行う前に「6.実行単位の有効化」の手順を参考に「1-3.購買業務(発注) – 任意実行」を有効化してください。
(1) 実行単位一覧の「実行方法」列の▼をクリックし、実行方法ダイアログを表示します。
(2) 実行方法ダイアログでURLをコピーアイコンをクリックし、URLをクリップボードにコピーします。
(3) 「1-6 受注管理」アプリのカスタマイズ用JavaScript(1-6 krewdata_realtime.js)の4~6行目を以下のように編集して保存します。【編集前】
var url = '{URL}';
var krewdataAppUrl = '{KREWDATA_APP_URL}';
var serialNumber = '{SERIAL_NUMBER}';
【編集後(例)】
var url = 'https://api.krewdata.grapecity.com/trigger/v1/abcdefghijklmn'; ①
var krewdataAppUrl = 'https://yourdomain.cybozu.com/k/123'; ②
var serialNumber = 'abcdef-jklmno-pqrstu-xyz123-456789'; ③① 実行方法ダイアログコピーしたURL
② krewData リアルタイム実行利用例アプリのURL
③ リアルタイム実行のシリアルナンバー(4) リアルタイム実行タブで「呼び出し元アプリ」のリンクをクリックし、「1-6 受注管理」アプリを開きます。
(5) アプリの設定 > カスタマイズ/サービス連携 > JavaScript / CSSでカスタマイズ を選択します。
(6) PC用のJavaScriptファイルの「アップロードして追加」をクリックし、編集した「1-6 krewdata_realtime.js」をアップロードして保存ボタンをクリックします。
(7) アプリを更新します。
以上でAPI呼び出しの設定は完了です。「1-6 受注管理」アプリのレコード詳細画面の関連レコード一覧の下に「発注」ボタンが表示されます。このボタンをクリックするとカスタマイズしたJavaScript コードが実行され、krewDataの処理が実行されます。
リアルタイム実行利用例(その他)の読み込み手順
前準備:
- krewDataがご利用中のkintone環境にインストールされている必要があります。krewDataをまだインストールしていない方はこちらから無償のお試し版をお申込みください。
- 利用例の本体のテンプレートを以下からダウンロードします。
https://download.krew.grapecity.com/template/krewdata_realtime_template_other.zip - ダウンロードした「krewdata_realtime_template_other.zip」を任意のフォルダに展開します。
展開すると以下の3種類のファイルが確認できます。
- アプリテンプレート(krewDataリアルタイム実行利用例アプリテンプレート_その他.zip)
- krewDataの設定ファイル(krewDataリアルタイム実行利用例_その他.json)
- サンプルデータ(CSV)
手順:
展開したファイルを以下の手順でkintone環境に読み込んでいきます。
- スペースの作成
(1) 利用例を配置するスペースを作成します。
(2) 「はじめから作る」を選択
(3) 任意のスペース名を入力し、[保存]をクリックします。 - アプリの作成
アプリテンプレートファイルを読み込み、利用例で使用するアプリを作成します。アプリテンプレートファイルからアプリを作成する手順は、kintoneの標準操作(テンプレートファイルからアプリを作成する)と同じ手順です。
(1) スペースの[…]から[アプリを追加]をクリックします。
(2) [テンプレートファイルを読み込んで作成]をクリックします。
(3) [参照]をクリックして、krewData利用例のアプリテンプレートファイル(krewDataリアルタイム実行利用例アプリテンプレート_その他.zip)を指定します。
アプリテンプレートのzipファイルは解凍せず、krewDataリアルタイム実行利用例アプリテンプレート_その他.zip のまま読み込みます。
(4) [アプリを作成]をクリックします。 - サンプルデータの読み込み
zipファイルに含まれているCSVをサンプルデータとして読み込みます。サンプルデータの読み込みが必要なアプリとCSVファイルの対応は以下の通りです。
※「2-3 顧客管理」は他のアプリのルックアップフィールドでデータを取得する元のアプリですので、他のアプリより先にデータの読み込みを行ってください。
アプリ名 CSVファイル名 2-3 顧客管理 2-3 顧客管理.csv 2-1 契約管理 2-1 契約管理.csv 2-2 案件管理 2-2 案件管理.csv 2-4 請求管理 2-4 請求管理.csv 3-1 見積 3-1 見積.csv 5-1 経費予実管理 5-1 経費予実管理.csv 5-2 出張_交通費 5-2 出張_交通費.csv 5-3 支払_立替 5-3 支払_立替.csv
CSVファイルからアプリのレコードを読み込む手順はkintoneヘルプと同様です。
アプリを開いて、[…]から[ファイルから読み込む]を選択します。 - krewDataの設定ファイルの読み込み
(1) krewData リアルタイム実行利用例アプリを開きます。krewDataのプラグイン設定画面に遷移して、シリアルナンバーを求められますので「リアルタイム実行」にリアルタイム実行のシリアルナンバーを入力します。。シリアルナンバーは事前に無料のお試し版をお申込みいただくことで入手することができます。
(2) [設定ファイル]タブを選択します。
(3) [参照]ボタンをクリックして、krewDataの設定ファイル(krewDataリアルタイム実行利用例_その他.json)を選択し、[インポート]ボタンをクリックします。
(4) 以下のダイアログが表示されるので、[はい]をクリックします。
(5) 以下のダイアログが表示されるので、「元のアプリ」列と同じ名前のアプリを選択し、[OK]ボタンをクリックします。 - デフォルトのログ出力先アプリの設定
(1) 実行単位一覧の「ログ出力先アプリ」の列ヘッダーの▼をクリックし、アプリを選択ダイアログを表示します。
(2) 「新しいログ出力先アプリを作成する」をクリックし、アプリを作成ダイアログで任意のアプリ名(例:ログ出力先アプリ)を入力して[OK]ボタンをクリックします。
(3) アプリを選択ダイアログで、作成したログ出力先アプリを選択した状態で[OK]ボタンをクリックします。 - 実行単位の有効化
(1) 動作を確認する実行単位の「有効」チェックボックスをチェックします。
(2) [アプリを更新]ボタンをクリックします。
(3) ユーザー情報の入力を求めるダイアログが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。画面がユーザー情報ページへ遷移します。
(4) ユーザー情報ページでkintoneアカウント情報を入力し,[アカウントの確認]ボタンをクリックします。
(5) 再度[アプリを更新]ボタンをクリックします。 - kintoneアプリへのWebhook設定
実行単位の呼び出し元となるkintoneアプリにWebhookの設定を行います。
krewDataの実行単位名 Webhook設定を行う呼び出し元アプリ 通知を送信する条件 2. マスタ管理 – Webhook 2-3 顧客管理 レコードの編集 3. 受注伝票登録・更新 – Webhook 3-1 見積 ステータスの更新 4. 顧客管理 – Webhook 2-2 案件管理 レコードの追加
レコードの編集5-1. 経費予算管理(実績集計:出張/交通費) – Webhook 5-2 出張/交通費 ステータスの更新 5-2 経費予算管理(実績集計:支払/立替) – Webhook 5-3 支払/立替 ステータスの更新
以下に「2. マスタ管理 – Webhook」の設定手順を示します。
(1) 実行単位一覧の「実行方法」列の▼をクリックし、実行方法ダイアログを表示します。
(2) 実行方法ダイアログでURLをコピーアイコンをクリックし、URLをクリップボードにコピーします。
(3) リアルタイム実行タブで「呼び出し元アプリ」のリンクをクリックし、kintoneアプリを開きます。
(4) アプリの設定 > Webhook > カスタマイズ/サービス連携 > Webhook でWebhook設定を追加し、以下の設定を行います。
① 説明:実行単位名など任意の説明文を入力します。
② Webhook URL:リアルタイム実行タブで実行単位のURLをコピーし、ここにペーストします。
③ 通知を送信する条件:「レコードの編集」をチェックします。
(5) Webhook設定を保存し、アプリを更新します。
以上でWebhook設定は完了です。設定を行ったkintoneアプリでWebhook通知を送信する条件の操作(レコードの編集)を行うとWebhook通知が送信され、krewDataの処理が実行されます。
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